『嫌われる勇気』を再読して~目を見て話すこと~

『嫌われる勇気』

アドラー心理学に興味を持っている人がよく読んでいる本。もしくは、これを読んでアドラー心理学に興味を持ったという人もいるみたいですね。

 

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イヤイヤ期サポーターの北村優子です。栃木県で子育てをするママに「とっても簡単。アドラー心理学を日常に取り入れて、疲れる子育てから卒業する方法」をお届けしています。

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この本には、ある人の思想が凝縮されていると書かれています。その人の名前は、

 

アルフレッドアドラー

 

私も読みましたが、おもしろかったです。最近、周りで『嫌われる勇気』を読んだという人が多いので、思い立ってもう1度読んでみました。「おもしろい」とは覚えていましたが、内容の詳細はけっこう忘れているものですね(笑)。

 

今日は半分くらいまで読みました。やっぱりおもしろかったです。

 

その中に人との関係を「縦」ではなく、「横の関係で築く」という記述があります。年齢に関係なくです。それは、誰とでも友達になりなさい、友達のように振る舞いなさいということではなく、「意識の上で対等である」ということと書いてあります。

 

ついつい、上から頭ごなしに何か言ってしまいそうになることもあるけれど、子供とも横の関係を築けるといいなと思います。

 

私は、うちの子供がレストランやお店などで店員さんと話すときに、言っていることがあります。それは

 

目を見て話す

 

です。

子供が相手の目を見て「ありがとう」と言うと、だいたいの人はにっこりします(*´∀`*)その光景は、見ていると微笑ましいです♪゜・*:.。. .。.:*・♪ちょっと怖そうな店員さんも子供が「ありがとう」と言うと、にっこり答えてくださいます 😛

スーパーの店員さんのイラスト

 

ちょっと残念なのは、子供が質問やお願いをした時です。「すみません。○○はありますか。」「○○ください」など、子供は目を見て話しているのだけど、だいたいの人は親の私のほうを見て答えます。もちろん悪気はないと思います。子供には分からないと無意識に思っているのかもしれません。親の私も、子供に聞かせるだけ聞かせておいて、後のやり取りは自分がぱぱっとしてしまったりして、「はっ」と思った経験もあります(^_^;)恥ずかしがり屋なところのある子供にとって、店員さんに話しかけるのはちょっと勇気のいる”大人な経験”。そのあとのやり取りも、できるところまで子供に任せたいです。

 

最近、プライベートであるお店の方とお話する機会が多いのですが、そのお店の方は、必ず子供にも目を見て話しかけてくださいます。夫婦で話を聞いていても、夫のほうばかり見る方もいますが、そのお店の方は、私と夫と、時には子供と、バランスよく目を見てくださいます。何だか大切にされているような感じがして嬉しいです。特に、子供に対して目を見て話してくださるのは、ママとしてとても嬉しいですね!!

 

こちらは購入する側(客)なので大切にしてくれているのかもしれませんが、でも「意識の上では対等」「横の関係」その方と話すとそんな感じがしています。

 

子供は小さいし、知識や経験は親のほうが多いのは確かだけれど、人として尊重して「横の関係を築く」。その第一歩が

 

目を見て話す

 

かもしれないと思いました。

 

アドラー心理学で勇気づけを学んでから特に、何か用事をしていても、子供が話しかけてきたら、できるだけ一旦手を休めて、目を見て話すように心がけています。そんな小さなことから、信頼関係が築けるといいですね。

 

来月、アドラー心理学体験講座を開きます。9月のテーマは『苦手なこと・できないことに、アドラーの”魔法”をかける』です。ランチ付きの体験講座となっていますので、ご興味がありましたら、HPをご覧ください。

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