【同じように育てたはずなのに、違っている!?】今週の講座で学んだ「上の子」「下の子」「きょうだい」

アドラー心理学

の本講座2回目が今週ありました。予習講座も含めると、もう3回も開催しましたが、今回やっとブログにアップ(^_^;)今月は、他県での泊まりがけの研究会議もあったし、家庭の事情もあったし・・・とはいえ、さすがに間が空きすぎました!(ゴメンナサイ!)

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イヤイヤ期サポーターの北村優子です。栃木県宇都宮市で「アドラー心理学を日常に取り入れて、イライラする子育てから卒業する方法」についてお届けしています。

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体調不良でお休みの仲間を心配しつつ、今週は3人で。

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話し合いが盛り上がっています。

 

私が本講座に取り入れているピア・ラーニング(協同学習)の要素は、モチベーションUP、学習効果UP、と研究でも効果が上がっていることが言われているものです。メンバーにも恵まれているので、3回会ったとは思えない場のまとまりや、絆もとても嬉しいです。

 

既にアドラー心理学の本をたくさん読んでいたり、関連した他分野の知識もたくさん持っていたり、本は読んでいなくても洞察や気づきがめちゃめちゃ深かったりというメンバー揃いで、ある意味”手ごわいメンバー”と私は思っていますが(笑)、既にたくさんの知識を持っているからこそ、私が何かお伝えした時に、「ふーん」と言ってもらえると何かちょっと嬉しい(笑)。

 

今週は、自分の性格(アドラー心理学では、ライフスタイルと呼んでいるもので、性格とはちょっと違うものですが、ここではわかりやすく、「性格」と書きます)についても、振り返り。また、性格を形成するのに大きな影響を与えるとされる、きょうだいについても考えてみました。アドラー心理学では、親との関係以上にきょうだいのことも重視しています。

 

第1子、第2子、中間子、末っ子、一人っ子と特徴的なことってあるし、「それ、当てはまる!」ってことも多かったけれど、大切なことは「あなたは末っ子だから、わがままなのよ」などのレッテルを貼らないことでもあると思います。

 

子供って親の期待通りに役割を”演じて”いることもあると言われています。

 

「あなたは●●なのよね」と決めつけられると、そのとおり●●に振舞わなきゃいけないのかなあという感じで、”演じて”いたりするんです。

 

特徴を知ることの意義は、いいところを伸ばし、フォローが必要になるかもしれないところを意識的に知っておくということだと思います。

 

例えば北村家の場合だったら。

 

一人っ子なので、対人関係が苦手になるかもという特徴があります。だから私は、お友達が家に来ることは大歓迎なんです。家の中で、誰かにおもちゃをとられることも、壊されることも、落書きされることも、大切なものを触られることもない私の息子。私も夫も、息子の話はよく聴くようにしているので、遊びに夢中で話を聴いてもらえなくて「ねえねえ!僕の話を聴いてよ!(;>_<;)」ということもほとんどない息子。

お友達が来たときは、そういうシーンって普通に起きるので、唖然としていたり、泣いたり、怒ったりすることもあります。一生懸命相手にお願いしたり相談したり交渉したりしている姿を見ると、これが彼が対人関係を築く上で必要なことなんだなって私は思っています。

 

きょうだい喧嘩についてのお悩みを伺うこともあります。「同じように育てたはずなのに…」という言葉もよくお聞きします。

 

きょうだいと同じ性格(や状態)だと、子供は困っちゃうんです・・・。

 

 

なぜ?

 

他のきょうだいと同じだと、目立たないので、親に注目してもらいにくくなるからです。

 

子供の「目的」は、親の注目を得ることなんですよね。

 

だから、

 

上の子

 

がおっとりしていると

 

下の子

 

は活発。

 

上の子

 

がスポーツ万能だと

 

下の子

 

は勉強ができるという感じになったります。

 

特に第2子の持つ特徴は「上に追いつくために、競合的になりやすい」だったりします。親が子供を競わせる雰囲気が強い家庭だと、その傾向は更に強まると言われています。

 

上の子

 

の第1子は、

 

下の子

が生まれたことで急に親の注目を奪われます。ガーン!うんうん。私もそうだったワ~(^_^;)

(意識はしていませんが)親に注目してもらうために一生懸命がんばって完璧主義になりがちという傾向があるとも言われています。そして、注目が得られないと問題行動を起こすことで注目してもらおうとしたり。

 

これ以外にも色々な特徴が言われていますが、もちろんこれらはあくまで「傾向がある」ということで、絶対的ではありません。でも傾向を知ることで、子供に違った視線を向けて接することができると思います。少なくとも「同じように育てなのに、何でお姉ちゃんみたいにちゃんとできないの!」ということは減りません?

 

私たちのランチミーティング。今週もmikinokoさんが健康に配慮して、おいしいランチを作ってくださいました。

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急なお願いにも対応していただいているmikinokoさん。いつも感謝です。

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ランチミーティングにも、グループカウンセリングの要素、ピア・ラーニング(協同学習)の要素をたっぷり取り入れています。ここで、グループ全体がぐんと前に進むこともひしひしと感じていて、とっても大切な時間です。

ちょっと意外かもしれないけれど、「前に進む=スッキリする」ではないこともあります。普段抑えていた気持ちが湧き出て、モヤモヤしたり苦しくなることも。でもそれも「過程(プロセス)」で、とても大切なことなんです。

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今日も待っていてくれてありがとうね♪おかげでママたち、たくさん学べました♪♪

 

ここは、泣くこともある場。笑うこともある場。頭では理解できても腑に落ちなくてモヤモヤすることもある場。どんな意見を言ってもいい場。どんな気持ちを言っていい場。正解・不正解などの判断もなく、全ての意見や気持ちが大切にされる場。

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そんな場にいられて、私もとても幸せです( ^∀^)そしてそんな場を作りたいと思っている私の思いに応えてくださる、共に学ぶ仲間に心から感謝しています( ^∀^)いつもありがとうございます♥♥♥

帰り際に「ここに来ると、明るい気持ちで帰れる」と言ってくださったAさん。私もいつも勇気をいただいています~♥♥♥

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