あなたのちょっとした言葉に子供が反発するときのワケ。

こんにちは。

 

言語教育カウンセラーの北村優子です。

 

あなたは、連休なかび、
いかがお過ごしですか?

 

私は、近々ご案内予定の

【子供をグングン伸ばしながら

最高の家庭をつくる

魔法のことばプログラム】

の最終段階の修正をしていました。

子供たちは、午後から
夫が外に遊びに連れて行ってくれました。

 

さて、あなたは、お家で

 

「何で私は普通に言っただけなのに、
なぜいちいち子供は(夫は)反発するの?」

 

と思ったことはありませんか?

 

例えば、夕方6時。

 

あなたはキッチンに立ち、
テレビを見ているお子さんに

 

あなた

ご飯なんだから、テーブル片づけて!

 

と言ったとします。

 

私たちは無自覚なのですが、

memo
言語学的には
「んだから」は

「事実であることが明らかなもの」
に使うとされています。
(白川博之監修『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック』)

 

「んだから」を使うと、相手には、
この気持ち↓↓↓が伝わります。

 

話し手

あなたも当然分かっているでしょ?

 

だから、言われた相手は

 

責められたように感じる
「常識分かっていない」と言われているように感じる

 

ことがあるんですよね。
そして、それに反発したりします。

 

「分かったよ!すればいいんでしょ!」
とね(笑)。

 

・もうすぐご飯

・あなたはキッチンにいるから、
子供がテーブルの上を早く片付けて
冷めないうちに食べなきゃ

 

これは、当たり前に思えるけれど、
あくまで「マイルール」
(アドラー心理学では、仮想的目標と言います)

 

お子さんは

 

テレビに夢中で、もうすぐご飯と言う意識が薄いかも?
テーブルの上を片づけるのは自分の仕事って意識が薄いかも?
少々冷めてもいいと思っているかも?

 

相手にも「マイルール」があります。

 

どちらが正しいか!!!にこだわると、
「マイルール」同士の
ぶつかり合いが起きちゃう…。

 

私たちはそれぞれ「マイルール」を持って
生きているということ。

 

この意識がなく、
マイルール=常識のように思っていると・・・

 

どうしても
「ご飯なんだから…」と、

 

「当然分かってるでしょ!?」
というニュアンスを含んだ言葉が
ポンッと口をついて出てきます。

 

何だか上から目線で言われているようで、
イラッとしませんか~?笑

 

「ご飯だから、テーブルの上を…」

と「ん」を抜かすだけでも、
実は、相手に伝わるニュアンスは雲泥の差があります。

ただし!

表面上のことばだけ変えることは
おススメしません(笑)。

 

私が思っていることは全て「マイルール」であり、
常識ではないんだ。

 

その前提に立つことが、先決です。

 

自分のことばを意識してみると、
「●●なんだから」と言う自分に
ハッとすることがあります。

 

そうしたら、
「あ、私、相手にちょっと押し付けていたな」
って気づけるんですよねウインク

 

自分で気づいたら、使うことも減るし、
それに伴って、険悪ムードも減っていきます。

 

無自覚に使いますが、
ことばには自分の心が如実に反映されます。

 

あなたが「普通」に言ったつもりでも、
ちょっとした気持ちが相手に伝わり、
それが相手の反発につながることもある

 

というお話でした!

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました❤

 

***

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