「子供が3歳まではママは家にいて子供を見ないとね~。」というアレですね。
✔私は仕事が大好き。
✔でも、3歳までは、ママが家にいないとかわいそう。
✔そんな「3歳児神話」に縛られ、好きな仕事を我慢しているが、かなりのストレス。
✔夫は仕事で疲れているし、ケンカになりたくないから、何も言わない。
✔でも辛い。
✔だから、夜中に1人、キッチンに座り込んで泣く。
そんな過去を持つAさんが、前回のこのブログ(↓)を呼んで、メッセージをくださいました。
実はこのブログ、けっこう共感を得まして、感想をくださった方が複数いらっしゃったんです。
意外と家出をする人(もしくは、家出をしたい人)って多いのかなあ(笑)。
もう1つ、多いなあと思ってびっくりしたのがこれ(↓)
辛くても何も言わず、キッチンに座り込んで泣く。
もれなく私も、座り込んで泣いたことがある1人ですね~(笑)。
「3歳児神話」のために、Aさんがキッチンで泣きながら、当時、ご主人に対して思っていたこと。
本当は大好きな仕事にもっと早く復帰したかったけれど、
「言ってもどうせ分かってもらえない。」
「何で分かってくれないんだろう。」
泣くことは大切な感情表現!
でもその涙。
もしかしたら、こんな目的が隠れていませんか?
涙にも目的がある!
・辛いと分かってもらいたい。
・分かってもらって、状況を改善させたい。(Aさんの場合、「外で働きたい」)
・同情してもらい、優しくしてもらいたい。
・何かっていえば「仕事だ」と出かけ、休日もゴルフなど好き勝手している(ように見える)夫に、「俺のせいで泣いている」と思わせ、苦しめたい。
我慢を重ねて、キッチンに座り込んで夜な夜な泣くかわいそうな私・・・。
「当時は被害者意識たっぷりな自己表現の方法していたよね。」と、Aさんとラインのやり取りで笑いあいました。
涙という武器で”攻撃”をする。
この涙の目的を見てみると、相手へのコントロールや仕返しであり、
これは、涙という”武器”を使い、相手を攻撃しているのと同じです。
攻撃って、「きつい言葉を使う「怒鳴る」だけではないんですよね。
怒っているのを分からせるために、無視をするのも攻撃です。
相手へのコントロールや仕返しの目的が隠れた涙を流しているのも、一種の攻撃と言えます(涙全てが攻撃という意味ではありません。あくまで、こんな目的で泣いている場合です)。
子供が、大人の気を引きたくて泣く。泣けばお菓子を買ってもらえると思って泣く。
これと大差ない行動かもしれません(笑)。
私たちはもう大人だから…。
分かってほしい時。状況を変えたいとき。辛くて助けてほしいとき。お願い事があるとき。
何も言わずにキッチンに座り込んで泣く以外の方法がとれるはず!
それが、自分の思いを伝える勇気だと思います。
言葉で伝えるという”武器”
Aさんは、現在は仕事に復帰。
「3歳児神話」を信じるかどうかは、自分次第と気づいたそうです。
でもかなりお忙しい毎日。最近、猛烈にイライラしていたそうです。
夫は家になかなか帰ってこない!帰ってきても、家族サービス無し!こんな風に嫌なところしか見えなくなっていたそうなんですよね。
でも、
「優子さんのブログを読んで、本音を言いだす勇気が持てない自分にありありと気づいた。」とメールに書いてありました。
ご主人に伝えたい本音はこれだそうです❤
「もと仕事でやりたいことがあるの。」
「責任ある立場にもなりたい。」
「そのために家族協力して、楽しい時間も持ちたい!」
なんて素敵なヴィジョン!!
今度は、涙ではなく、「伝える」という武器(ここは、武器ではなく、手段と言ったほうがいいですね笑)でご主人と向かい合ったそうです。
長くなったので、それはまた後日。これまた愛のあるエピソードに溢れていました。
仕事も家庭も大切に❤
そんな思いでいっぱいのAさん。その輝きがまぶしいし、心から応援します!
素敵なエピソードを聴かせてくださり、そして「私の経験が、他の誰かを勇気づけることにつながるなら。」と快くブログ掲載を許可してくださり、ありがとうございます!
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