アドラー心理学
では、相手と横(対等)な関係を築き、時間がかかっても
コミュニケーション
を取ることを大切にしています。今日は
仲直りの方法
について、「座る位置」の観点から書いてみようと思います(←ただ、これはアドラー心理学で言われていることではありません)。仲直りも
コミュニケーション
の一つですし、夫婦喧嘩や親子喧嘩などに限らず、職場や地域社会で
言いにくいことを伝える
時にも応用できます。
書いていいものか迷いますが(笑)、北村家は最近夫婦喧嘩をしました。次の日まで持ち越すことはしないので、一応表面上は普通に過ごしていましたが、喧嘩をしたときはお互いに感情的になって、私が言いたいこともちゃんと伝えられなかったし、相手が本当は何を言いたかったのかも分からずじまいでした。
そんな中、栃木市であった蔵の街映画祭に出かけ、蔵の街をブラブラしました。
もう普通に戻っているので、2人でブラブラももするわけですし、傍目にはラブラブな夫婦だったりするんです(笑)。でも、落ち着いた時に、ちゃんと話したいなあと思っていました。うやむやにしていると、また同じことが再燃するかなあと思って。
ブラブラしていると、川の近くにtea gardenという素敵なカフェを発見!
席は色々ありましたが、ここを選びました。
この「席」の選び方も
仲直りの方法
の一つなんです!カウンセリングでの知識を応用しています。相手と
コミュニケーション
を取って
言いにくいことを伝える
時は、どんな席で、どんな位置に座ると話しやすいと思いますか?
A:相手と45度の位置に座る。
B:相手と横に並ぶ。
C:相手と向き合うので、相手の目がまっすぐ見られるよう、真正面に座る。
あ、上に写真を載せているので答えがバレバレでした・・・(笑)。B、もしくはAなんです。Cは、一見話しやすいようで実はそうではありません。カウンセリングをするときも、私は真正面には座らないです。
私は、宇都宮大学でも「アドラー心理学をベースにしたコミュニケーション」の授業を担当していますが、先週ちょうど、この話題にも触れました。学生同士、相手と真正面に座って話をしてもらったところ・・・「気まずいです(´Д`;):」「話しにくいです(;>_<;)」と照れ笑い&苦笑い(笑)。
そんなわけで、夫と大切な話をするためにこの席を選びました。顔を時々相手に向ければ、顔も見ることができますが、真正面に座ったときの気まずさはありません(笑)。
学生たちには、「彼氏や彼女をゲットしたいときは、こういう位置で座るといいかもね♫」と話しました(笑)。
A、B、C以外にも、机を間に挟むか挟まないかで心理的な壁が変わってきます。また、相手との関係性にもよるので、我が子だったら抱っこしながら同じ方向を向いて話すといった選択肢もあります。
何でもないときは、どんな位置に座ってもあまり大きな影響はないかもしれませんが、夫婦喧嘩をしたとき。子どもと真剣に話し合いたいとき。部下に注意をしたいとき。などなど、
コミュニケーション
を取って
言いにくいことを伝える
時は、選ぶ席にもちょっとしたヒントがあるのではないかと思います。
tea gardenのお庭にあった実。色が鮮やかできれいでした(#^.^#)たくさんなっている実のように、
コミュニケーション
の方法もたくさんあると思いますし、その方法をこれからも学び続け、お伝えしたいと思います。
ちなみに、その日は自分の言いたいことも伝えられたし、夫の気持ちも「あ~。そういう風に思っていたんだな~。聴くまで全然わからなかった。話せてよかった(#^.^#)」と思いました。そしてまた少し、夫との絆が深まった気がしました。ノロケ話のようで恐縮です(笑)。
コメントを残す