ママをイライラさせる子供のわがまま。アドラー心理学で減る?~外国人へのアドラー心理学講座~

イライラ

 

今日もイライラして怒っちゃった。だって、子供がわがままばかり言うから・・・。

 

先日宇都宮大学での外国人向けアドラー心理学をベースにしたコミュニケーションの授業で学んだ内容について書こうと思います。授業に集まったのが大学院生で、ママ率が高かったので、ママ向けの内容も入れました。

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イヤイヤ期サポーターの北村優子です。栃木県宇都宮市で「アドラー心理学を日常に取り入れてイライラする子育てから卒業する方法」をお届けしています。

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子供が

☑公園から帰りたくないと言って泣く。

☑チャイルドシートに乗りたくないと言って泣く。

☑スーパーでお菓子買ってと言って泣く。

☑スーパーの前のガチャガチャがしたいと言って泣く。

 

どこに行ってもひと悶着あるから、もう出かけるのもしんどくなってきた・・・。

 

アドラー心理学

 

で、子供のわがままって減りますか・・・。その答えは・・・?

 

私はYESだと思っています。

 

アドラー心理学

 

で、認知論と言いますが、人ってみんな主観の世界に生きているそうです。それぞれの主観の世界にしか生きられないそうです。

 

一人一人がそれぞれのメガネをかけて、目の前の出来事を見ているような感じです。

 

ピンク色のメガネをかけている人は世界がピンクに見えるし、青色のメガネをかけている人は世界が青く見えます

 

そしてその世界に、正しい・正しくないはありません。ただ、ピンクの世界と青い世界があるだけです。

 

ママのメガネで見ると

☑公園から帰りたくないと言って泣く。⇒もうご飯の準備をしなきゃいけない時間なの。

☑チャイルドシートに乗りたくないと言って泣く。⇒あなたの安全のために必要なの。

☑スーパーでお菓子買ってと言って泣く。⇒さっきもうお菓子食べたよね?

☑スーパーの前のガチャガチャがしたいと言って泣く。⇒そんな、むだ遣いできないよ。だいたい1日で飽きるし(^_^;)

 

こんな感じだとします。

 

子供のメガネで見ると

☑公園から帰りたくないと言って泣く。⇒公園で遊びたい。楽しい。

☑チャイルドシートに乗りたくないと言って泣く。⇒縛られている感じがしてきついよー。

☑スーパーでお菓子買ってと言って泣く。⇒おいしそうだから買いたいな。

☑スーパーの前のガチャガチャがしたいと言って泣く。⇒自分にとってはムダではない。魅力的なんだもん!

 

こうかもしれません。

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そうすると、この出来事は「わがまま」というよりも、あくまで「ママのメガネで見ると困る出来事」というふうに捉えられると思います。

 

子供は子供のメガネを持っていて、自分のメガネで見た世界に生きている。そしてもちろん子供なので、先を読む(「もう晩ご飯の時間だから帰らなきゃ」など)よりも目の前のことに集中しますよね。

 

そう思うと、「わがままばかり言わないで!」というよりは、「あなたが公園で遊びたい気持ちなのはわかる。楽しいものね。でもママは、ご飯を作りに帰りたいんだよね。」ということになると思います。

 

またここに、もう1つの落とし穴も隠れているかもしれません。

 

本当にわがまま「ばかり」言っているかな?「ばかり」

 

1日にたくさんお話している中で、わがまま「ばかり」ということは、お話する内容のほぼ100%の内容がわがまま?

 

多分そんなことはないですよね( ^∀^)

 

アドラー心理学

 

ではこれをベーシック・ミステイクスの「誇張」と呼んでいます。岩井俊憲先生の『アドラー心理学入門』には、誇張とは「物事を拡大して大げさにとらえてしまうこと」と書かれています。

余裕がないときって、こんなふうについ言っちゃうこともありますよね。

 

【ママをイライラさせる子供のわがまま。アドラー心理学で減る?】

 

その答えがYESなのは、子供が

 

☑公園からすぐ帰るようになる。

☑チャイルドシートにすんなり乗る。

☑スーパーでお菓子買ってと言わなくなる。

☑スーパーの前のガチャガチャがしたいと言わなくなる。

 

と、私たちママにとって都合のいい子供になりますよ~いう意味ではなく、

 

同じようにママを困らせるような出来事があったとしても、ママが別の色のメガネにかけかえて別の見方をすることで、イライラが減っていくということなんですよね。【ママがメガネをかけかえれば】なんです。

 

別の色のメガネにかけかえてみたとき、捉え方が変わる

イライラが減る

自然とかける言葉も変わってくる

 

このいい循環が、アドラー心理学で大切とされている

 

相互信頼・相互尊敬につながっていくのではないでしょうか(#^.^#)

信頼尊敬

今日は認知論の視点(メガネ)から書きましたが、次回は、実際にママをいらいらさせる子供の問題行動(←あくまでママにとって問題という意味だけれど)が減っていくことについて書こうと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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