おはようございます。イヤイヤ期サポーターの北村優子です。栃木県で子育てをしているママに「とっても簡単。アドラー心理学を日常に取り入れて、疲れる子育てから卒業する方法」をお届けしています。
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昨日は宇都宮市就労支援センターでのお仕事でした。
パソコンができるわけでもないのに、パソコン講座の講師(^_^;)
このお仕事のお話を頂いたときは、もちろんお断りしました。パソコンは使っていますが、自己流で覚えただけで、専門的に教えられるわけではないので。
ただ、この講座に関してはパソコンのプロではなく、教えるプロが必要で、更にカウンセリングの知識を持っている人なら尚良いということだったので、では他の方が見つかるまで少しの間だけなら…とお引き受けしてから、もうすぐ2年が経とうとしています。
昨日の課題は「パソコンの電源を入れる~自己紹介を打つ」でした。
実はこのパソコン講座の受講生の方には、事情があって、朝起きて、家を出て、決められた時間に来るだけでも本当に大きなワンステップ!という方もいらっしゃいます。
何度も間違えて、苦戦して、1時間半でやっと2行くらい自己紹介が打てる。そういう場合もあります。2行だとしても自己紹介ができあがったときは、受講生の方はもちろん、私もとても嬉しい気持ちです。満足感が教室に溢れている感じです。
受講生は大人ですが、この講座は子育てにもヒントをくれると思いました。
朝起きる、家を出る、、、、、そんなことはできて当たり前。むしろ「もっと早く起きて」「もっと早く支度をして行って」とお子さんに言っていませんか?
できること=当たり前なのでスルー
できないこと=改善して欲しいので、指摘する
ママだって、1週間のうち6日間頑張ってお料理したのは「当たり前」とされてスルー。1日だけスーパーのお惣菜を出したら「何だよ、手抜きだな。ちゃんと作ってよ」なんて言われたら…イラっとしますよね(笑)。
頑張ったことを認めてもらっていないような気がしたり、青天井に完璧を求められているような気がしたり。
当たり前に見えることは、実は当たり前じゃない。朝起きてくるって赤ちゃんの時にはできませんでした。起こされなくても、自分で起きられるなんてすごいことだなーと思います。特別にできたことだけでなく、当たり前に見えることも認める。声をかける。これがアドラー心理学で言う「勇気づけ」です。
特別な言葉ではなく、「おはよう。今日も元気に起きてきたね!」「よく寝たね!今日も元気いっぱい遊べるね!」「おっ。パジャマのボタン、自分で1つ外せたんだね。」そんな言葉が子供を勇気づける。
そんなふうに、今朝も子供を迎えたいと思います。
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