イヤイヤ期サポーターの北村優子です。栃木県で子育てをするママに「とっても簡単。アドラー心理学を日常に取り入れて、疲れる子育てから卒業する方法」をお届けしています。
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今日は大学でのお仕事の日でした。「前期の授業も終了。お疲れ様でした!」ということで、みんなで広島風お好み焼きを作りました(え?「楽しそうなお仕事だ」と思われた方もいらっしゃるかと・・・あくまで授業の一環。前の授業で、ちゃんとお好み焼きに関する語彙や作り方を日本語で勉強しています笑)
雨の中買い物に行き、なぜか男女で分かれてしまい、男性の学生でああだこうだ言いながら、不器用に材料を選んでいます(笑)。その後女性が合流し、男性陣がぐちゃぐちゃに入れた買い物かごの中身をちゃちゃっと整理していました。さすが主婦(学生と言っても、私の学生は留学生で、結婚している人もたくさんいます)。
「お好みソース」の「好」の漢字は「好きです」の意味だから、好きなソースと覚える~♫なんて、話も出ました。
たくさんキャベツを切っています。普段料理しない人は危なっかしくて手を切らないか、ヒヤヒヤ。「思わず、猫の手作って~」と言いそうになりました(笑)。でもこの時も、学生同士でああだこうだ言って、何とかなっていました。
一番苦戦したのは裏返す時。
「裏返すのは大変だから、少しお好み焼きを持ち上げて、そこに材料入れこめばいいんじゃない?」というアイディアも飛び出しました。なかなかユニークなアイディアです(#^.^#)。うーん。広島出身の私からすると、邪道―(笑)。
まずはインターネットに載っていた方法で1枚焼いてみて、次は私の出番。実家で焼く方法で焼きました。
私が失礼したあともユニークな焼き方がたくさん飛び出していたそうです。食べる時も、チリソースを自分で持ってきている学生もいて、辛くして食べていたりとか。用意周到(笑)。
方法って1つではないですよね。知識や経験がある人だと「この時は、こうせねばならない」「ここは、こうあるべき」「ここは、こうするものなんです!」という風に思うこともかると思います。そして、確かにその方法を使えば失敗は少ないのだろうなって思います。実際に知識や経験があるわけだから。今日も、私がしゃしゃり出て、材料をぱぱっと買って、ちゃきちゃき指示を出せば、もっと効率よく焼けたんだろうなーって思うのだけど、でも学生の色々な苦戦している姿、ユニークなアイディアを知って、とてもおもしろかったです。授業はおとなしいのに、お好み焼きを裏返すのがすごく上手で活躍したりと、意外な一面も見られました。何より、みんなで楽しい経験ができました。
そして味は同じだから、全然問題なし!それを言ったらオシマイだよねという声もあるかもしれないけれど(笑)。
留学生は日本語ができないだけで、もう大人。子供扱いしてはいけないのだけど、先生や大人が1つの方法だけにこだわらないっていう考え方って、子供に対しても同じかなって思います。子供のアイディアって、大人には思いつかないようなびっくりするようなものもあっておもしろいですよね。
和気あいあい、とっても楽しくて穏やかな時間でした。そしておいしかったです!!ごちそうさまでした!
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