子育て
外で仕事を持っている持っていないに関係なく、「ママ」「お母さん」がしている大きな「お仕事」は、子育てですね。しかもけっこうな大仕事!
赤ちゃんのうちは、授乳、オムツ替え、抱っこ、授乳、オムツ替え、抱っこ、、、、、それだけで1日が終わってしまい、気づいたら自分はお昼を食べ損ねていたということも。
赤ちゃんのウンチの色がいつもとちょっと違ったら不安になり、育児本に載ってる写真のウンチの色と、自分の赤ちゃんのウンチの色を穴が開くほど見比べたり。そもそも赤ちゃんが生まれるまで「ウンチ」なんて言葉を使うことも、日常生活ではなかったのではないでしょうか(笑)。
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イヤイヤ期サポーターの北村優子です。栃木県宇都宮で子育てをするママに「とってもカンタン。アドラー心理学を日常に取り入れて、疲れる子育てから卒業する方法」をお届けしています。
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1歳過ぎたくらいから、赤ちゃんの頃とはまた違った大変さも出てきます。子供の自己主張が始まってくると、それは自然なこと、成長過程で必要なだと頭では分かっていても、
子育て イライラ
そう感じることが増えると思います。赤ちゃんの時のお世話は大変ですが、全部大人がするので、ある意味スムースに進みます。でも、1歳過ぎたくらいから子供が自分でやりたがったりしますよね。でも子供にはできない。うまくできないから泣く。なだめたりなんだりで、時間がかかってしょうがない(^_^;)子供の「自分はこうしたい!」という思いと、現実的に自分ではできないというギャップが大変だったりします。
うちの子も自己主張が強かったです。「何でも自分でしたい!」ので、親切のつもりで、うっかり私が手伝ったりすると、ひっくり返って泣く。反対に「やりたくない!」ときは、頑としてしません・・・。スーパーでも、道でも、とにかくどこでもひっくり返っていました(笑)。本当、困りました(^_^;)
周りのお友達からもそういう子育ての状況について「これは修行だ・・・」「何かの罰ゲームだと思った」といったことはよく聞きました。
そんなママに、
前向きな言葉
をかけてくれる人がいたら、本当に救われますよね。「いつも頑張っているね」とか。「子育てって大変だよね」と分かってくれるとか。でも、残念ながらいつもいつも周りの人がそういう言葉をかけてくれるとは限りません。
孤独を感じたり、分かってくれない周りに絶望したり。そういうこともあるかもしれません。
心理学に「リフレーミング」という考え方があります。簡単に言うと、物事をプラスの側面から考えてみようということです。例えば私は、色々考えすぎてなかなか前に進めないことがあるのですが、それをプラスの側面から見ると「慎重、じっくり考える」と言えると思います。
これを生かして、自分に
前向きな言葉
をかけてみます!例えば、自己主張が強い子は「自分の意見がちゃんと言える子」と言えます。子供が自分でやりたいと泣いた時は「意欲的・積極的に物事に取り組もうとしている」と言えます。子供が、床にひっくり返って大泣きしている時は「大きな声が出せる、元気な証拠」と言えるかな(笑)。
「自分の意見がちゃんと言える子」と捉えてみると、子供が愛おしく見えてきませんか?それを「ワガママ」「どうしようもない」「頑固すぎる」と思う気持ちが少し減りませんか?少しだけ、クールダウンできないでしょうか?
また、子供の自己主張に大声で反応してしまった自分(ママ)がいるとします。大声を出した後って、冷静になってみると、たいてい自己嫌悪に陥ります(^_^;)「またやっちゃった・・・」「わたし、ダメなママなんじゃないかな・・・」なんて。でもそれも
前向きな言葉
を自分にかけてみます!何か早くしなきゃいけない用事があったので、のんびりしている子供に大声を出したのだとしたら「大声を出すことで子供が言うことを聞いてくれた。だから物事が前に進んだ。遅刻しなくて済んだ」とか、どうでしょうか。絶対遅刻できない時だってあるのだから、仕方ないことだってありますよね。だって、私たちママも完璧ではないのだから。
子育て イライラ
誰もが通っている道で、イライラしないママなんていないのではないでしょうか。でもそのイライラも前向きにリフレーミングしてみます!なんでイライラするかと言うと、「子供がいてくれるから」。子供がいなければ、私達ママのイライラは多分ぐんーっと減ります。だからって、子供がいないほうがいいとは絶対に思いませんよね。「子供がいてくれるから、イライラする」んですよね。そう思うと、このイライラさえも、大切な大切な気持ち。
ひっくり返って泣く我が子に、困ったことも多々ありましたが、私は比較的「待つ」ことができました。それはこの
前向きな言葉
を自分にかけていたからかもしれません。「自分の意見がはっきり言えるんだな」と思うと、頭にのぼりそうになった血がすーっと下に下がり(笑)、「全くしょうがないなー。あと5分待ってみるか」と思えたことは多々ありました。
前向きな言葉は自分で自分にかけることができます。また、自分ではもうどうしようもなくなってしまったときは、仲間にかけてもらうのもいいと思います。自分では見えなくなっていても、周りから客観的に見て、それを前向きな言葉に変えてもらう、それは子育てをする勇気につながります。
私のアドラー心理学の講座は、そんなお仲間作りをする場にもなってほしいと願って開催します。同じママ同士、助け合い、励まし合い、育児をしたいなーと。
9月17日(木)と24日(木)に、宇都宮でアドラー心理学の体験講座を開きます。9月のテーマは「苦手なこと、できないことにアドラーの”魔法”をかける」にしました。「しなければいけないと分かっているのにできないことができるようになる第一歩」という内容です。止まらない「イライラ」に対してもヒントをお持ち帰りいただきます。ランチ付き1,000円の体験講座ですので、ご興味がありましたら、HPをご覧ください。託児もあります(*^_^*)
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