おはようございます。今日は良いお天気ですね!
イヤイヤ期サポーターの北村優子です。栃木県で子育てをしているママ達に「とっても簡単。アドラー心理学を日常に取り入れて、疲れる子育てから卒業する方法」をお届けしています。
好奇心旺盛な息子が今大好きなもの。その1つがピアノです。先生のことも大好き。おかげで毎日練習に励んでいます。
私は隣に座って聴く役なのですが、昨日は「そそーそ」と「そ」を3回繰り返すところで、どうしても1つ「そ」が抜けて「そーそ」となってしまうので…「そこさえできれば、この曲は完成だ!!」と思い、一生懸命ピアノを弾く息子の横で、私も一生懸命「そそーそ」「そそーそ」とサポート゛したら…3回くらい繰り返したところで息子が「僕、今練習してるのにー」と泣いちゃいました。
あっ…。やっちゃったー。
その部分さえできれば完成だと思い、よかれと思って言ったのだけど…。
アドラー心理学では、親子でもどんな人間関係でも上下や縦ではなく、「横の関係」と考えます。小さな子供に対しても尊敬や信頼をおきます。
息子が奮闘している、自分で頑張りたい、その気持ちを尊重して、「見守る」「待つ」のが私の役目のはずでした。ここができなければ先生に○はもらえないかもしれない。でも、時間がかかっても必ず自分でできるようになるということを信頼することでした。
「難しいところを一生懸命自分で頑張って弾いていたのに、ママが横で言っちゃってごめんね。」と息子に共感しつつ、謝りました。
「この部分がうまく弾けない=この部分は失敗」かもしれませんが、アドラー心理学では「失敗はチャレンジした証」と考えます。そうですよね。チャレンジしなければ失敗のしようもないのだから。
だから失敗はすばらしいこと!
「すごく難しいところに何回もチャレンジして頑張ったね!」と息子を勇気づけました。
〝サポート゛のつもりが余計なお世話をやいちゃいました。私も失敗しちゃったな。でもそれもチャレンジの証です。失敗したけど、あとで勇気づけることができた、だから大丈夫だと思いました。
今朝も、ピアノを練習していった息子。いつの間にか「そそーそ」と上手に弾けていました。「すごい!難しいところ何度も練習して弾けるようになった!聴いていて楽しくなる」と言ったら、満足げに出かけて行きました。
私たちママにとっては「見守る」「待つ」ってちょっと難しいこともありますよね。つい、手出し口出ししたくなっちゃう。子供のために。手出し口出ししたくなっちゃう気持ちも愛情ゆえに出てきた素敵なもの。だけど子供を信頼して、その愛情を「見守る」「待つ」ことに使ってみるのも1つの方法です。
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