イヤイヤ期サポーターの北村優子です。栃木県で子育てをするママに「とっても簡単。アドラー心理学を日常に取り入れて、疲れる子育てから卒業する方法」をお届けしています。
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子供がよく言う言葉。
「イヤだ」
「・・・・・」←耳に入っていないかのごとく、スルー(^_^;)
「ママー。見てぇ♫」
などなど・・・。
今日は「ママー見てぇ♫」について書こうと思います。
子供が「ママぁ」と呼び、更に「これ、見てぇ!」と始まる。見てほしいものは、外で摘んできた花だったり、描いた絵だったり。できるだけ見たいと思ってはいるのだけど、こちらは晩ご飯の準備中だったりする。しかも1回見ても、何度も何度も「見て」「見て」と言ってくるので、キリがない(^_^;)
何でこんなに「見て」「見て」と言うのでしょうか。
アドラー心理学では子供は親の注目を得たい・自分に関心を持ってほしいと言っています。
下に弟や妹が生まれて、親の注目をそれまでほど得られなくなった上のお子さんが「赤ちゃん返り」でおもらしが始まったなんてこともよく聞きますよね。
「うーん。最近ママはわたちのこと、見てくれないでしゅね・・・。さびちいな・・・。何とかならないかなあ・・・。よぉし!ここは、おもらしだ!おもらしすれば、ママは絶対わたちのこと見てくれる♬」と無意識に思い(※子供が意識的におもらししているわけではありません)、じゃーっとその場で。
子供はとにかく親の注目が欲しい。例えそれがママを困らせたり、ときには怒られるようなことだったとしても・・・です。
マザーテレサは「愛の反対は憎しみではなく、無関心です」と言ったそうです。私の先生は「無視は暴力に匹敵する」と言っていました。それくらい、無関心・無視って人にとって悲しいこと。
ママからしたら、上のお子さんに無関心というわけではなく、どうしても赤ちゃんは手がかかるということですよね。それは物理的に仕方のないことです。心の中で上のお子さんに「いつも待たせてごめんね」なんて罪悪感を感じているママだっていっぱいいると思います。
ママだって一生懸命ですよね!どのお子さんにも同じように愛情を注ぎたい気持ち。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
「何でおもらしするの。お姉ちゃんになったのに…」とイライラすることもあるかもしれませんが、注目という観点で考えてみると「あー。これ、私に注目して欲しいんだなー」と理解することができます。
そう思うと、イライラよりも愛おしさが湧いてくるかもしれません。ちょっと気持ちが落ち着くかもしれません。また、そのときは無理でも赤ちゃんが寝ているときや自分に余裕があるときに上のお子さんを抱きしめるとか、そういう形で、上のお子さんの「私を見てね」という気持ちに応えることもできそうですね。
100%子供の「見て!」に応えることは、不可能。ただ、アドラーの言う「子供は注目を得たい」という観点で考えてみると、おもしろいと思います(*´∀`*)
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