▼個別相談は、残席1名様です▼
(栃木枠のみ)。
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こんにちは。北村優子です。
昨日、たまたまテレビをつけたら、
流産・死産をされたお母さんについての
特集をNHKでしていました。
最後のほうしか見ていませんが、
流産・死産をされたお母さんは、
アメリカでは、数週間心のケアを受ける
イギリスでは、ケアを受ける機関を紹介
されるそうです。
日本はかなり遅れていると。
・・・ですね。
私も経験がありますし、
講座などでお会いするお母さんから、
そっとお話をお聴きすることもあります。
皆さん、涙されて、私もいつも涙します。
普段、人にはなかなか言えないし、
言ったとしても、
平静を装いながらってことも
ものすごく多いんですよね。
何か言うと泣いてしまいそうで、
言葉も見つからないから、
心を閉ざして平静を装うしかない
ってこともあるんです。
知識としては、女性には
流産や死産もありうるって理解しても、
妊娠が分かった時から、
かわいい赤ちゃんとの
甘~い生活を夢見ているから、
まさか天国にとは思わないもの。
それを突然失って、
でも、体のこともあるから、
そのままにはしておけない。
心はついて行けないけれど、
とにかく緊急手術!
なんてこともあると思うんです。
周りもどう声をかけていいか、
戸惑いますよね。
相手の心に寄り添う言葉を
かけたいなって。
だけど、言葉がかえって相手を、
傷つけることもあると思うのです。
例えば、よく聴く話では・・・
またきっと妊娠できるよ。
仮にまた妊娠しても、
その赤ちゃんはその赤ちゃん。
次の子は次の子。
どの子もかけがえのない子なので、
その赤ちゃんを失った苦しみは、
次の子とは別物。
赤ちゃんは命の大切さを教えてくれるためにお空に帰った。
そう思います。
が、失ってすぐは、
これに限らず、理屈を考えたくないし、
人に言われたくないってことも。
私も大変なことがあって乗り越えた。(自分の流産経験などを語る)
大変だったと思います。
でも、今は、
人の経験を聴く余裕もないし、
あなたもそうだったから、
私も仕方ないよねって思えない・・・。
どれもこれも、
思いやりゆえの言葉って分かるから、
「ありがとう」って言うけれど、
実は複雑な気分に。
そしてどの言葉も、
「大丈夫だよ!」
というメッセージが込められているので、
泣いちゃいけないような気分になります。
相手への想い
じゃあ、
どうすればいいかと言うと、
相手を想って、
そっとしておくことが
思いやりのことも。
「何かあれば話聴くね」
って言葉が相手を救うことも。
何も言わず寄り添うだけのことが
相手を安心させることも。
もし、相手が話を聴いてって時は、
何の分析も理屈もアドバイスもなく
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
ただ聴く。
聴くことは受け身のようだけれど、
聴くことって、相手に与えること。
気のきいたこと言わなきゃって思うけど
言わなくてもいいんです。
相手への想いだけで。
その時相手に必要なのは、
想いを吐き出して、
泣くってことだったりします。
生まれても天国に旅立っても、
子供を想う気持ちは変わらないですよね。
だから、流産・死産を経験すると、
辛くて他の赤ちゃんが見られないとか、
子だくさんの人に嫉妬してしまうとか、
神様は私を「お母さんの資格ない」
って言っているように思えるとか、
人と比べてしまう、そんな自分が
嫌で醜く恥ずかしく思えるってことも
あります。
元気になったと思ったけど、やっぱり
また落ち込んでしまうって波もきます。
どれもこれも、
流産・死産をしたお母さんにはよくある
自然な気持ちです。
もしそういう方がいたら、
自分はダメなんて思わないでくださいね。
辛い時は、ぜひ、専門家や、
誰かそっと話を聴いてくれる人を
頼ってくださいね。
番組には、聖路加国際大学の方が
出演されていました。
聖路加国際大学には、
流産・死産を経験された方のための
こんな会↓もあります。
(私も参加したことがあります)
https://tenshi-rukanokai.jpn.org/
ほんの数ミリの赤ちゃん、
ほんの数週間お腹にいた赤ちゃんでも、
その赤ちゃんが天国に旅立った時、
本当は、お母さんには心のケアが
とてもとても必要なんだってこと、
知っていただける機会になれば
嬉しいです。
私は今、2人の子どもに恵まれて、
てんやわんやな日もあります。
でも2人は、お腹の中で無事に育って、
生まれて来てくれました。
決してあたりまえのこときゃなく、
どれほど感謝してもしきれないこと・・・
それだけは、
あの辛い経験から学ばせてもらいました。
2人がいてくれるから、
私は幸せなてんやわんや。
なんだよねって(^_-)-☆
最後まで、読んでくださり、
ありがとうございました!
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些細なことで感情的になり、
夫とも険悪で、
子供にイライラをぶつけては
自己嫌悪を繰り返すお母さん。
よろしければ、お待ちしていますね。
https://precious-family.com/blog/support/
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